「愛と憎しみの果てに」(18禁)
第4話「女の目覚め」



大神くんが乗っかってきたと気づいた直後に感じた痛みと喪失感…。

あやめ姉さんにささげるために守ってきた女の操が…こんなにあっけなく奪われちゃうなんて…。



「ぎゃああああ〜っ!!いだだだ…!!いだいっ!!動かさないで!大神くん〜!!」

「はぁっはぁ…っ、かえでさんの処女マン、ギュウギュウに締めつけてきますよ」

「もっとゆっくり動きなさい!!せめておっぱいを揉んで…っお…あああああぁぁ…っ!?」



すると、ほどなくして快感が押し寄せてきた。まるで私の心に空いた喪失感を埋めようとするように…。



「ああああああああああ〜っ!!なんかすごいのきたぁ〜!!くはああああ〜っ!!イクイクイク〜ッ!!」

「はぁっはぁっ…。よくなってきたでしょう?かえでさん」

「へへ…えへへへへ…、大神くんのおチンチンで感じてきちゃったぁ〜♪」



大神くんのペニスが膣を満たすたびに私の口から卑猥な声が漏れていく。

私は大神くんが動きやすいようにあおむけで両腕を頭の上にのばし、枕をつかんで足を開いて彼のたくましい男性器が出し入れされるのを受け入れつづける。



「ああああああーっ!!大神くんっ!!はああああああ〜っ!!イイ!!イイ〜っ!!」

「はぁはぁ…っ、か、かえでさん…っ!!」



私を何度もイカせてくれたあとは自分の番。大神くんは私の太ももをぐっとつかんでストレスを発散するようにガンガン腰を振って突いてくる。

私も少しでも快感が増すように大神くんの律動に合わせて腰を動かしてみた。



「はああああ〜っ!!気持ちいい〜!!はああああああ〜…!!レイプされてるのに感じちゃうなんてぇ〜!!」

「そんなに俺のモノが気に入りました?かえでさん」

「ひぎぃ!?あああああああ〜っ!!奥はダメぇ!!赤ちゃんできちゃう〜!!」



大神くんは快感に屈服した私を勝ち誇った顔で抱きしめると、もっと奥まで挿入してきた。



「きゃああああああああ〜っ!!」



大神くんに奥まで侵入された瞬間、私の腰がビクンと跳ねた。

膣内で大神のペニスが踊り狂うたびに処女の私は連続でイッてしまう。それはまるで脳天まで突き上げられるようなはじめての快感…!!

あやめ姉さんには生えてなかったおチンチン。まさかこんなに気持ちいいものだったなんて…♪



「うっ、そろそろ出そうだ…!かえでさん、中に出してあげますからね!!」

「え!?いやあああああっ!!中は絶対ダメ〜ッ!!」

「中出し希望って顔に書いてありますよ。孕むように子宮口に出してやりますからね♪」

「いやああああ!!ウソーッ!?いやあああああああーーーーーっ!!」



大神くんはイヤがる私にキスしながら宣言どおり子宮におもいきり男の子種をぶちまけた。



「う…あ……。うそぉ…!?う…わああああ〜ん…!!うわあああああ〜ん…!!」



副司令になって早々、初対面の男に中出しされてしまった…。

私はマンコから精液をたれ流しながら子供のように泣いた。

いくら指でかき出してももうおそい。子宮にそそがれてしまったのだ。何時間かすると大神の何億という精子が私のたった一つの卵子をめぐって膜を破るスピードを競い合うことだろう…。



「う…うううううぅ…。ひどいわ…。どうしてこんな…」



おマンコがズキズキする…。私…、姉さんの仇である大神くんに処女をうばわれちゃったんだ…。

大神くんの精液と私の愛液が処女の鮮血と混ざり合い、ベッドシーツにシミとなって滲んでいく…。



「俺達って体の相性いいかもしれませんね。もう一発ヤリます?」

「やあああっ!!来ないで…!!もういやあああああ〜っ!!」



私は護身術の使い手ということも忘れ、気が狂ったように泣き叫びながら大神の腕から逃れようとした。

しかし、大神は男である上に日頃から鍛錬を重ねている。女である私は柔道技で簡単にベッドに押さえこまれてしまった。



「もう十分でしょ!?いいかげんにしなさい…!!はうっ!んん〜っ!!」

「夜中にそんな大声出したらいけませんよ」

「もが…っ!?」



大神は胸を揉んで隙を作らせると、私を黙らせようと舌を指でつまみ、丸めたティッシュを口に詰めこんだ。さっき、あやめ姉さんのビデオを見ながらオナニーした時に使って、終わったらまとめて捨てようとそこらへんに捨てておいたやつである。



「はうぅぅ〜ん…!ふおおおぉぉん……ぉぉぉぉ…。くちゅ…んん〜…♪」



ティッシュにからみついている精液のイカくさいにおいは媚薬のように私の精神をマヒさせた。

ティッシュを舌で転がすと、大神くんの苦い精液が舌に染み込んでいく…。



「その調子で終わるまで静かにお願いしますね」



じゅぶぐぷぷっじゅぶじゅぶぶぶぶっっ!!



「んほおおおおおおお〜っ!?ほぉぉおおおおおおおお〜んっ!!」



私がティッシュの精液を堪能している隙に大神くんはまた私を貫いてきた。

口から、女性器から、お尻から…。大神くんの熱い精液が私の穴という穴に流れ込んでくる。



『――ああああああぁ!!大神くん、愛してるわ!!もっと突いてぇ〜っ!!』

「――ああああああぁ!!大神くん、もうやめて!!私、おかしくなっちゃう〜!!」



再生中の蒸気ビデオのあやめ姉さんのあえぎ声とリアルの私のあえぎ声が隊長室でシンクロする。

ビデオの中のあやめ姉さんもとても気持ちよさそう…。

こんな気持ちいいことを毎晩大神くんにされていたかと思うと、うらやましくも思えてきた。私より大神くんに夢中になったのもわかる気がする…。



「はぁはぁ…、SEX中のかえでさんの顔、あやめさんにそっくりですよ」

「んはぁ…っ、大神くぅん…」

「う…!かえでさあああ〜ん!!」

「はうっ!?うああああああああ〜っっ!!大神くん、イグイグイグ〜〜!!」



――そろそろ夜が明ける。

私はいったい一晩で大神くんに何回中出しされたんだろう…?



「――はあああああぁ、イイ!!気持ちいい…!!大神くん、もっとぉぉ!!妊娠してもいいからもっとかえでを犯してぇ〜っ!!」



いつのまにか私は自分から大神くんを求めるようになっていた。

快感の連続で何も考えられなくなったあと、もっと気持ちよくなりたいという欲求がわいてきたのである。

大神くんは私の髪を後ろに縛り、あやめ姉さんの髪型みたいにしてフェラを強要する。そして、その髪型のまま、またSEXに突入する。

求めてはつながり、さみしくなってはつながり、の繰り返し。



私と大神くんはあやめ姉さんを失ったことで愛に飢えることになってしまった同志。このつながりはきっと姉さんを愛していた私たち二人にしかわからないと思う。

だから今は愛と快楽を求めて互いの体をむさぼり合う。ただ誰かを愛し、愛されたいという人間の本能のままに…。




第5話へつづく


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