「愛と憎しみの果てに」(18禁)
第1話「私だけの姉さん。なのに…」
「――かえで、私のかわいい妹…」
「――大好きよ、あやめ姉さん。私たち、死ぬまでずっと一緒よ…」
私とあやめ姉さんは愛し合っていた。女同士、血の繋がった姉妹という障害を越えて…。
「姉さん、早く私の処女を奪って?」
「ふふ、あなたが士官学校を卒業したらね」
「ああん、姉さんのいじわるぅ…」
姉さんは私のおマンコを指でかきまぜ、円を描くようにヴァギナをさするだけ。早く蒸気バイブで処女膜を破られたいのに…姉さんは私を焦らしてばかり…。
「だから今日はおしりでガマンしてね?」
「んふ…っ、きつうっ!!ふあ…あぎゃあああああああああ〜っ!!」
あやめ姉さんは蒸気バイブを自分のおマンコに挿入すると、もう先端を私のおしりにぶちこんだ。
「あああああっ!いたいのぉぉ!!血が出ちゃうよぉぉ」
「そんなこと言って…ほんとは気持ちよくてしかたないくせに。ふふ、ちょっと動かすだけで肛門がユルユルになっちゃうんだから」
「あああああああ〜っ!!姉さん、もっとぉぉ!!もっとおちんちん動かしてぇぇぇ!!」
まるで本当にあやめ姉さんにペニスが生えていて、おしりを犯されているみたいだった。
「はしたない声出して…いけない子ねぇ。エッチな妹に育ってくれてうれしいわ、かえで」
「ひいいいっ!!乳首イクゥゥ!!あやめ姉さんに乳首こりこりされてるぅぅ!!あうっ!!あやめ姉さんの乳首が背中に当たってりゅぅぅ!!」
「あああああん!!あなたのおしりに出し入れするたびに乳首がこすれて最高よ!!ハッハッハッハヘッ…!!おうううううっ!!オオウウウウッ!!」
「うあああああああっ!!そこ…っ!ゴリゴリしちゃらめぇぇぇ!!」
「は…ああ…お…おマンコ汁がかえでの中に吸い込まれちゃうぅ…」
あやめ姉さんは本当に射精したようにうめきながら私の腰をぐっとつかんで痙攣した。
「はーはーはーはへっははっ…はふぅぅ…」
舌とよだれと鼻水をだらしなくたらすあやめ姉さん。私だけに見せてくれる姉さんのエッチで性欲におぼれた顔。
私の中、そんなによかったのね?ふふふ…、もっともっと姉さんに気持ちよくなってもらいたい…。私はイッたばかりの姉さんの敏感な乳首とクリトリスを指でもてあそぶ。
「きゃああああああ〜っ!!あふああああ〜っ!!かえで、上手よ〜!!山崎さんよりずっとずっと上手〜!!」
「フフ、姉さんが教えてくれたおかげよ。欲求不満のあまり妹を犯すなんてエッチなんだから」
「あああ〜っ!!ピストンすごぉぉい!!子宮口まで届いちゃってるわ〜!!」
「フフフ…。ほーら、クリちゃんもぷっくりよ」
「あっあっあああああ〜っ!!皮むいたら絶対イッちゃう〜!!私、お姉さんなのに妹に犯されてイッちゃうの〜!はあああああ〜ん!!イク〜〜〜〜!!」
私の指が踊る自分のおマンコを見つめながらあやめ姉さんは興奮して私の唇を奪った。
「山崎さんの小さいのじゃものたりないのよ。これからも姉さんを抱いてくれる?」
「もちろんよ。あやめ姉さん…」
――あやめ姉さんの体は私のもの。私の体もあやめ姉さんのもの…。誰にも私たちの仲を邪魔させやしない…。
姉さんが対降魔部隊に配属になり、私が欧州星組の司令として欧州に派遣されてからはあまり会えなくなったけれど、手紙のやりとりは続けた。
そして、自分たちのオナニーを映した蒸気ビデオテープも同封することになったの。
『――ああああああぅ!!おふっ!!き、昨日姉さんね、降魔に犯されちゃった。でも、真宮寺大佐が助けてくれたわ。大佐ったらね、お礼はsexでいいからって…』
『何をしている?早く咥えろ』
『いやあああっ!!い、いけませんわ!大佐!!あなたには奥さんも娘さんも…』
『これは報酬だ。愛のあるsexではない。いいから黙って股を開け。すぐすませてやる』
『うぅぅ…ぐすっ…。りょ、了解しました…。――ぎひいいいっ!!』
『フフ、若菜の膣と同じくらい名器だな。山崎がお前で性欲を処理しているのもわかるぞ』
『ふぎゃああああああっ!!サ、サイズオーバーですわ!大佐ぁぁ!!』
『じき慣れるとも。今日からお前は私の娼婦だ。明日の晩は米田中将と山崎とともに輪姦してやろう』
『いやあああああ〜っ!!好きでもない男たちに輪姦されるなんてぇぇ〜っ!!――あひぃぃっ!こ、この感覚は…まさか…!!』
『フフ…、帝都を守るためだ。お前も破邪の血を継ぐ子を孕むといい』
『ぐひいいい〜っ!!いやあああああっ!!中出しはやめてぇぇぇぇ!!妊娠なんてしたくないのぉぉぉ!!』
真宮寺大佐に犯されるあやめ姉さんをオカズに私は部屋でオナニーに耽る。
……男はきたない。真宮寺大佐も山崎少佐も平気であやめ姉さんを愛玩具にする。ううん、愛なんてない。ただの性欲を処理する穴にしか興味ないんだ。姉さんが部下でさからえないことを知ってるから…。
許せない…!女をどこまでバカにすれば気がすむの…!?
『あっあっあっあっ…!!も、もうやめてください!!今日は降魔にもされちゃったのに〜!!』
『交尾してすぐの降魔は人と同じでスキだらけになるからな。明日も囮役たのんだぞ』
『いやああああああ〜っ!!』
…だけど、ビデオの中で真宮寺大佐にレイプされているあやめ姉さんは魅力的だった。
「――あああああああ〜っ!!やめてぇぇぇぇっ!!誰かぁぁ!!誰かぁぁぁっ!!」
欧州星組が解散する罰として隊長のラチェット、隊員の織姫、レニ、昴は賢人機関の権力を持ったじいさんたちにおしおきと称されて、みんなレイプされた。
私は逃げた。卑怯だとわかってたけど、貞操を守りたかったのだ。私の処女膜はあやめ姉さんに破ってほしい。それだけの理由で私はラチェットたちを囮に欧州をあとにした…。
これからどうしよう…?私はあやめ姉さんにすがる思いで助けを求めた。
だけど、姉さんからの返事はいっこうに返ってこない。手紙を出しても電話をかけてもつながりにくく、やっとつながったと思ってもそっけない態度をとられてしまう…。
帝国華撃団の副司令に任命されて、きっと忙しい毎日を送ってるんだろう…。あやめ姉さんを苦しめた山崎少佐も真宮寺大佐ももういない。新しい職場で頑張ってるんだ。だから私も応援してあげないと…。あの姉さんが私を見捨てるはずないもの…。
「――あやめさん、妹さんに連絡しなくていいんですか?」
「かえではしっかりした子ですもの。私がいなくてもやっていけるわ。――それより大神くん、私は副司令として花組隊長のあなたの面倒を見ないとね」
「ひどいなぁ。それって俺が頼りない隊長ってことじゃないですか」
「ふふっ、ごめんなさい。心配しなくても私が一人前の男にしてあげるから、ね?」
「あやめさん…」
「ふふっ、アソコだけは一人前なんだけどな〜」
「おわっ!!き、切符をもぎってる最中に握らないでくださいよ…!」
あれはあやめ姉さんに会いに行こうとナイショで観客に混じって大帝国劇場を訪れた時だった。
階段で偶然目撃してしまった姉の情事…。私以外のヤツに…しかも男なんかに足を広げて悶えている…。しかも真宮寺大佐や山崎少佐の時みたいにイヤイヤではなく、喜びでいっぱいの表情で見つめ合って…。
「ああああああああああ〜っ!!すごっ!!ふふふっ!すごいわ!大神くん!!こんなに太いおちんちんを持っている殿方に見初められて幸せよぉぉ!!」
「俺の童貞を奪ってくれたあやめさんを一生悦ばせてあげますからね」
「ほがああああっ!!うううぅぅ〜!!ふふふ、激しすぎておしっこもらしちゃったわ」
「ハァハァハァ…、あやめさんのオッパイ…。ンム…ちゅぱちゅぱ…」
「あああああああああ〜っ!!こんなに感じるの初めてぇぇ!!気持ちよくなりすぎて、また大神くんの赤ちゃん妊娠しちゃうぅぅ!!」
「今度は堕ろさないでくださいね。赤ん坊が産まれたら結婚しましょう」
「ああん!本当に!?うれしいわ!大神くん…!!」
私だけに聞かせてくれた愛のささやき。私だけにしてくれたディープキス…。それを私の知らない男にやっているなんて…。あやめ姉さんみずから股を開いて求めているなんて…。
「ひいいっ!!また子宮口に入ってきた…!!あ……あああっ!!ほがあああああああっ!!」
「あはははっ!舌を突き出したあやめさんのそのマヌケな顔、そそられますよ。はは、鼻水とよだれもたらしちゃって…。そんなあやめさんが見られるの世界中で俺だけでしょうね」
「ああああああああっ!!そうよ!あなたには恥ずかしい私もエッチな私もすべて見てほしいの!!大神くん!!」
「いいですよ。あやめさんのすべてを俺がしっかり受け止めますから」
「大神くん…。――ぎゃひいいいいっ!!乳首が大神くんの胸でこすれてりゅぅぅ〜!!ああははっ!!いいよぉぉ!!蒸気バイブより大神くんのおちんぽのほうがずっとイイ〜!!大神くんとのsexよすぎるぅぅ〜!!」
あやめ姉さんのだらしないあの顔は私だけのものだったのに…。
「ん…ぐぅ…う…うおおおおお〜!!」
ドピュッ!!ビュルルルッ!!ビュクビュク…!!
「ああああああああっ!!またイク!?大神くんに中出しされて、またイっちゃうのね!?私!!んはああっ!!危険日なのに大神くんに種付けされてりゅうう!!あああーーーーっっっ!!」
うそよ……。男の精液はけがらわしいってあんなにいやがってたあやめ姉さんが…、危険日に中出しさせるなんて……。
「ハァハァ…ふぅ…。今日も最高でしたよ、あやめさん。すっきりしたところで仕事に戻りましょうか」
「えぇ、そうね。――愛してるわ、大神くん。世界中の誰よりあなたのこと…」
「俺もあやめさんを世界で一番愛していますよ…」
私のあやめ姉さんをあんな下っ端のもぎりに奪われた…。
姉さん、どうしてよ…?ずっと私を愛してくれるって言ったじゃない…。一生私に抱いてほしいって言ってくれたじゃない…!
みにくい嫉妬に狂い、私はおかしくなりそうだった。新しい任務にも手がつかず、むなしく酒におぼれる毎日…。大帝国劇場の近くにアパートを借りて、大神とあやめ姉さんのsexを毎晩双眼鏡で盗み見ながら泣いてオナニーに耽っていた。
あやめ姉さんのおなかは少しずつ大きくなっていった。きっとあの時、受精していたんだろう。大神の精子があやめ姉さんの卵子に入って、その受精卵が今あやめ姉さんの子宮に…。
私はショックのあまり食欲もわかなくなり、廃人になりつつあった。
『――かえで、私のかわいい妹…』
もうあの頃には戻れない…。あの頃の姉さんは二度と戻ってこない…。
絶望の中にいた私にさらに追い打ちをかける出来事が起こった。陸軍から届いた突然の訃報。あやめ姉さんが黒之巣会との戦いで戦死したらしい。
「あやめさん…。結婚してずっとそばにいるって…、戦いが終わったらおなかの赤ん坊を産むって言ってくれたじゃないですか…っ!」
葬式に出席した大神はあやめ姉さんの遺体を抱きしめながら泣いていた。
姉さんは私の処女を奪う前に死んでしまった…。――バカね。私を捨てるからこんなことになるのよ…。姉さんを本気で愛していたのは私だけなのに…。
「守ってやれなくてすみませんでした…。俺にもっと力があれば…っ!」
――大神一郎。海軍士官学校を首席で卒業し、帝国華撃団花組に配属された将来有望の男。あやめ姉さんが死んだのは黒之巣会の幹部にさらわれ、大神をかばって攻撃を受けたせいだという…。
そうだ…。ぜんぶあんたのせいよ…!あんたがちゃんと守ってやれていたら姉さんは死ななかったかもしれないのに…!!
あやめ姉さんはあんたと結婚して子供が生まれるのを楽しみにしていのに…!!
かわいそうなあやめ姉さん…。私が想像するよりずっとずっと無念だったでしょうね…。
「――見ていてね、姉さん。私が必ず仇を取るから…」
私はあやめ姉さんの眠るお墓の前で復讐を誓った。
そして、姉さんの遺志を継ぐというもっともらしい理由をならべて、私は帝国華撃団の銀座本部にやってきた。
すべては私たち姉妹の運命を狂わせた大神一郎に復讐するために…。
第2話へつづく
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