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「愛と憎しみの果てに」
(18禁)
第3話「喪失と快楽」
「くぅ!!離しなさいっ!人を呼ぶわよ!?」
「かまいませんよ。そうする前に『やめないで』って懇願することになるでしょうけどね…!!」
「ひ…っ!?ひいい!!いやああ~っ!!きゃあっ!!もが…っ!きゃああ!!きゃああああ~っ!!」
大神は笑うと、あやめ姉さんの裸が印刷された抱き枕を私の顔に押し当てた。窒息しそうになりながらも犯されるのがイヤで暴れる私を見ておもしろがっているようだ。
「小刀なんて物騒な物を持ち歩いて…俺を刺すつもりだったんですか?」
「ひあっ!?きゃあああああああーっ!!」
大神は小刀で私のブラジャーをひき裂くと、まんぐり返しを強要して、女を守る最後の砦であるショーツもプツッと切った。
「あ…ああああああ…」
「これがかえでさんのおマンコか…♪ケツの穴はユルそうですね。いつもオナニーはアナルでするんですか?」
「くぅ…んっ!!」
屈辱のまんぐり返しをされている。女の恥ずかしい穴という穴をすべて見られている…。
耐えなきゃ…!こういう辱めをあやめ姉さんも何度も耐え抜いてきたんだから…!!
「かえでさんのマンコ、マンかすがついてるじゃないですか。女性ならこまめに手入れしなきゃダメですよ。言ってくれればいつでも処理手伝いますから♪」
「ふわああっ!!ふわわわわ…!!ふぉおおおおっ!!ほおおおおおおぉぉ~っ!!」
私は膣を舌でぴちゃぴちゃと音をたててかきまぜてくる大神の頭に爪を立て、両足を天井に向かってVの字に高く…、大きく広げて痙攣した。
まるで電流が突然全身を駆けめぐったかのような…今まで経験したことのない快感を覚えたのである。
「ちゅぷ…んん…っ。ほぉら、きれいになってきた…♪かえでさんのマンコって、しょっぱいけど芳醇な味なんですね」
「いやああ!!待ってぇ~!!お願い!やめてぇ~!!そこは本当にダメなのよぉ!!…おほおお!?んひいいいい~っ!!めっ、命令に従いなさい!大神くん!!」
「本当にやめてほしいんですか?――こんなに濡らしてるのに?」
「いやあああっ!!やだぁっ!!男の舌なんて汚いっ!!あぁっ!!いやああ~!!あやめ姉さん助けてぇ~!!」
「かえでさんってHのとき子どもみたいにあえぐんですね。そそられちゃいますよ♪」
「くふうううん…っ!!そこらめぇ!!はああん!!らめなのよぉ大神くぅん…!!」
膣内を指で蹂躙し、バキュームのように乳首を強く吸ってくる大神に抵抗しようと髪の毛をむしったり皮膚に爪を食い込ませてみたりしたが、それらの行為は逆に大神を興奮させてしまったようだ。
「ああああっ!!やめてやめてー!!やめなさい!大神くんっ!!これは命令よ!?」
「ん…っ!ちょっとキツキツですね…」
「やめてぇぇ!!そこはさわらないで!!ああああああっ!!誰かぁぁ~!!誰か助けてぇぇ!!お願いよぉぉ~!!」
「緊張しなくていいんですよ、かえでさん。俺がほぐしてやりますから」
「あふっ!ほぅぉぉぉおおお!?んはぁ~んはぁ~!!おぉ!?おおおおおおおおうっ!!はひぃぃ~っ!!ひぃぃ~!!いいいいいいぃぃ~っ!!」
(なんでこんなことに…?…くぅ!こんなはずじゃなかったのにぃ…っ)
いつ終わるとも知れぬ男の果てなき欲望に私は涙と鼻水を飛ばしながら歯を食いしばり、ひたすらベッドの上で耐えつづける。
私の体をもてあそんでいいのはあやめ姉さんだけなのに…!なのに姉さんを見殺しにした男になんでこんな辱めを受けなければいけないの…!?
「はーはーはー…、かえでさんのぷっくり乳首…♪」
「ひぃぃ!?ふあ…あああああああああ~ん!!そこ反則っ!!同時は反則よ~!!」
大神は私の乳首を指の腹でこすってくる。
そして、親指でクリトリスを絶妙な加減でつぶして他の指でおマンコをぐちょぐちょにいじり、おへそのまわりを舐め回してくる。
「かえでさんの乳首の色もマンコの形もあえぎ声も、ぜんぶあやめさんにそっくりなんて…!まるであやめさんが帰ってきたみたいだ…!!」
「ああああああああっ!!いやああっ!!ふああああ~…」
「んはぁ~。かえでさんの体、やわらかくてイイにおい…♪」
「あ~っ!!ああああ~……も…っ、もうらめぇ~…」
尿道から生温かい女の汁が天井に向かってほとばしった瞬間、私は自らの敗北を悟った。
大神は潮を吹いて失禁までした私にさらなる興奮を覚えたようで、母乳を吸う赤子のように私の秘部に夢中で吸いついてきた。私は抵抗もできず、ただ泣き叫ぶだけである…。
「だんだん声がとろけてきましたね。かえでさんのアソコ、大洪水じゃないですか」
体が勝手に気持ちよくなっちゃう…!口から艶のある声が出ちゃう…!
くやしい…っ!相手は男なのに…。しかも姉さんの仇にされちゃうなんて…!!
――でも…っ!ガマンできない…っ!!
「あああ、そこよ!そこ~っ!!んひいいい~!!どうしてそこがわかっちゃうのよぉ~!?」
「お姉さんが感じてたところはかえでさんも気持ちよくなっちゃうみたいですから」
じゅるるるるっ!!
「ひはっ!?は…っっあああああああああ~っ!!吸っちゃらめぇ~!!」
「かえでさんの愛液、最高にうまいですよ。自分で飲んだことあります?」
「あ…あるわけないでしょ…」
「なら飲ませてあげますね」
大神は私の愛液を口に含んだまま、ディープキスで舌をからませてきた。
「んん…んんんっ……、はぁ…っ!んぷ…ぅ!ごく…っ、ごきゅ…っ」
――これが私の愛液…。濃い味もねばねばした感じもあやめ姉さんの愛液によく似てる…。
「んふぅ…。――姉…さぁん…」
「……。かえでさん…」
私は姉の名をつぶやきながら小さく背中を丸めて涙した。
そんな私の頭を大神は優しくなでておでこにキスすると、無言で首筋に舌を這わせた。――今までとはちがって、とても優しい愛撫だ…。
「ん…っはぁぁ…。あっ…」
私のよだれごと涙を優しく舐めとってくれた大神くん。だが、その表情はとてもさみしそうだった…。
「大神くん…」
私は胸がきゅんとなって、大神くんの頬をなでて優しくくちづけした。
あやめ姉さんがいなくなったさみしさを埋めようと、姉さんにそっくりな私を子供みたいに求めてくる彼…。
――大神くんも本当にあやめ姉さんを愛してたのね…。
「――かえでさん、そろそろ挿れますよ。いいですよね?」
「え…っ!?ま、待って!大神くん!!それだけは…!!いやあああああああっ!!」
「う…っ!!」
ぶちぶちぶち…っ!!
「きゃああああああああああああ~っ!!」
大神くんの小さなうめき声のあと、処女膜が破られる音がはっきり聞こえた。
第4話へつづく
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